なぜ韓国女性タレントには「うつ病」が多いのか!? ~面子と縛りで成り立つ韓国社会~
あまりに多すぎる韓国芸能人の自殺者
■女性タレントに多い「うつ病」
男性タレントだけではない。2015年2月には、女性アイドルグループKARAの候補生で構成されたグループBaby KARAのメンバー、ソジン(22歳)が、KARAの新メンバーになれなかったことに絶望して自殺している。
Baby KARAも人気が出始めており、彼女はグループのリーダー格として活躍していた。2015年の公演先にあった花壇の中で、血を流して倒れているところを発見された。ただちに病院に搬送されたものの、外傷による出血が多く、そのまま帰らぬ人になった。
彼女は、次期KARAのメンバーとして注目されていたものの、なかなか正式にメンバーに参加することができず、悩んだ末に飛び降り自殺をしたと考えられている。事務所の発表によると、契約解除などがあり、うつ病だったことも判明していた。
2014年1月に自殺したハンナ(33歳)は、2004年にシングル曲『バウンス』で歌手デビューし、2011年に映画『金かばん』に初出演して女優としての知名度を上げた、歌手兼女優として韓国での知名度が高かった。
遺体は彼女の母親が発見したが、死因については発表されていない。だが、もともと彼女にはパニック障害があり、それが自殺の原因なのではないかと考えられている。
パニック障害になると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、心臓結滞症、脈拍の乱れ、過呼吸症などの症状が出る。活発に動くことができなくなり、生活の質が著しく低下する場合があるとされ、華やかな生活をしている芸能人なら、なおさら精神的に不安定な状況に陥れば、パニック度は強くなることが想定できる。
外出が億劫になったり、物事が順調に進んでいても、そのこと自体にいいようのない不安を覚えるなどの症状になるようだ。
2013年3月、女優キム・スジン(38歳)は自宅で首吊り自殺をしていた。彼女と付き合っていた恋人が発見し、当局は事件と事故の両方で調べていたが、遺書のようなものがあった。
そこには「ごめんなさい」という内容の文言が記されていたことから、この遺書が決め手となって警察は自殺と断定した。警察は死因については何も発表していないが、うつ病が原因ではないかといわれている。
彼女は女優として一世を風靡したが、年を経るごとに出番が激減し、自殺当時はテレビで見る機会も全くなくなっていた。彼女がうつ病を患っていると表面化したことで、さらに精神的に追い込まれたといわれている。
2012年6月に死亡した、チョン・アユル(25歳)も首吊り自殺だった。
ソウル市内の自宅で遺体が発見されたが、外傷もなく警察は自殺と断定した。自殺の動機は不明ということになっているが、実際に彼女は不眠症やうつ病を訴えていて、それが自殺の原因ではないかといわれている。
彼女が出演したドラマやCMのギャラが未払いであるなど、金銭的にもかなり追い込まれていたようだ。事務所が生活費の一部を負担するなどしていたようだが、金銭的ストレスが自殺に直結していたともされる。
2011年には、人気スポーツキャスターのソン・ジソン(29歳)、2010年にはタレントのパク・ヘサン(29歳)などが自ら命を絶っていた。
2009年には、ファッションモデルのキム・ダウルやタレントのウ・スンヨン。そして性奉仕リストで韓国社会に衝撃を与えたチャン・ジャヨンの三人が相次いで自殺している。
かつて読売ジャイアンツに在籍していたチョ・ソンミン(趙成珉)投手の元妻で、女優のチェ・ジンシル(39歳)は、ソンミンと離婚した4年後の2008年に自殺している。元夫だったソンミン(39歳)も、2013年に交際女性宅で自殺した。
こうして見ていくと、韓国では多くのタレントや芸能人が、自殺していることがわかるが、それにしても、何故韓国ではタレントの自殺が後を絶たないのだろうか。
自殺の原因として取りざたされているものには、うつ病やパニック障害、家族との関係などが多く挙げられている。中でも圧倒的に多いのが「うつ病」を中心とした精神疾患に起因するものだ。
だが、「うつ病」に追い込まれる前には、精神的な脅迫観念があるはずで、それを解消する方向に向かわねば、解決されないのは明白だ。
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『韓流アイドルの深い闇』
金山 勲 (著)
薬物逮捕連発のBIGBANG、V.Iが性接待疑惑で引退。
日本で売れて帰国したとたん反日化したユンソナ。
自殺した女優チャン・ジャヨンのセックスリスト流出。
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暴力団関係者から脅迫されたウォン・サンウ。
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韓国芸能界に蔓延する麻薬、セックス、自殺、整形、反日、暴力団、兵役逃れ……。奴隷契約によって売れても地獄な韓流アイドルたちは、国費で育成されて日本をはじめとすす市場に“出荷”される“商品”である。彼ら彼女らの末路とは?